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ゲスト:R&D次長 S.M

経歴や入社後について教えて下さい。

学生時代は化学を専攻していました。入社後は早く一人前に認めてもらいたい、信頼を得たいと思っていたので“とにかく沢山の経験をする“事を目標にして毎日仕事に打ち込みました。何をやったかというと、まずは部署にかかってくる電話をかたっぱしからとりました。そうすれば、自分に仕事が依頼される可能性が高くなり沢山の経験をさせてもらえますからね。
一方、早く自分の代名詞となる開発製品を作りたいという思いは強くなってきました。その為に、ことあるごとに上司に「新しい製品を考えましたので聞いてください!!」って、何度も提案しました。当時の上司には、ことごとくはじかれましたけど(笑)。 でも、あきらめずに提案し続けていくことで、2年目でようやく自分の開発製品のデビュー作となる『フラットスタンディング』※の開発着手を認められました。すごくうれしかったですね。完成までに更にそれから1年を要することになりましたけど。
※従来の自立機能のある袋に比べ、自立性能はそのままでフィルム使用量を約7%削減できる当社オリジナルの袋。

ヤル気満々だったんですね。

積極的な方だったとは思います。その姿勢が今自分の出来る事だとも思っていました。実は入社当時、同期のみんなが自分から見てすごく優秀な人ばかりと感じていたので、自分自身焦っていた面もありました。要は、負けず嫌いなんですよね(笑)。でも、仕事をする上では必要な要素だと思います。

求める人材は?

二つあります。
一つ目は「好奇心が旺盛な人」。与えられた仕事の中で、いろいろなものに興味を持つことが出来る人は自分でどんどん調べて、自ら考えることが出来ますよね。その行動は、自分の成長につながるだけでなく、周りの人にも見本となり良い影響を与えてくれると思います。
二つ目は「理系的な思考が出来る人」。この場合、専門的な知識があるという事ではなく、正しい道筋で考えることが出来る人の事です。課題に対し本当の原因を追求し、対策を練る、という仕事の基本動作に必要な要素だと思います。また、お客様への商品説明やメーカーとの意見交換の場面でも必要になりますね。ただ、この点においては理系の学部を卒業されている方であれば、ある程度大丈夫だと思います。

R&Dはどのような仕事をしていますか

お客様の「要望」を「形にする」仕事をしています。
「要望」を把握するためには、お客様から直接話を聞いたり、潜在的な要望を見つけるために市場調査を行なったりします。ここでは主に営業と連携して仕事を進めます。営業と情報交換をしたり、お客様のところへ同行したりするわけですが、コミュニケーション能力が試される場面でもあります。僕の場合は営業との議論の中で熱くなりすぎて喧嘩になってしまうこともたまにありますけどね(笑)。
そして、要望を「形にする」ために、新しい技術、つまり当社オリジナルの技術を築き上げる必要があります。技術を確立するには積極的に「失敗」することが何より重要ですし、同時に粘り強く挑戦し続けていく姿勢が求められます。今は、一人ではなく、協力し合う体制が整いつつあるので、次々と何かが生まれそうな雰囲気です。

今進んでいるプロジェクトについて教えて頂けますか?

営業などR&D以外の部署からメンバーを集めて、「チャレンジ1」というプロジェクトを進めています。
開発段階からR&D以外のメンバーも加わることで、技術に偏った発想にならないようにすることが目的で発足しました。このプロジェクトは参加しているメンバーが若いという点にも特徴があります。今年は入社3年未満の方が4名在籍していてチームの約半分にもなります。これは、当社が新しいことに挑戦する意欲がある人には積極的にチャンスを与えている良い風土があるからと思っています。自分も、入社2年目でチャレンジ1の前身となるプロジェクトに参加させてもらい、沢山の経験をさせていただきました。今はリーダーを任されています。是非継続していきたいですね。

R&Dとして、将来どのような方向を目指しているのでしょうか?

当然、新製品の開発は続けていきたいですが、これからは「自前にこだわらない開発」を目指していきたいです。

具体的に教えて下さい。

従来の自社完結型の開発スタイルでは、市場に訴えるための開発技術や販路が、当社の得意なフィールドでしか活動していないために、完成後もなかなか採用が増えない状況にありました。
そんな状況を打開するために、他の企業とコラボレーションを図り、お互いの技術を組み合わせることで市場にインパクトを与えられる製品を作りあげたいと考えています。

高い目標ですね。

難しいですよ、活動を通じて従来のやり方では通用しないと実感させられることが多いですから。ただ、少しでも目標に近づくことが出来れば、今まで以上に当社が開発力で勝負できる会社になると信じています。
そのためには、今の自分達が成長しなければならないのは当然としても、それだけでは実現でないと思います。やっぱり、これから入社してくる若い人たちの力も必要です。
今、当社を検討されている学生の方には、その点を共感して頂けると嬉しいですね。