社員ブログ   ブラ旅47

こんにちは、ブランディング企画室です。

 

年末年始はいかがお過ごしでしたか?

私は昼前に起きてダラッと過ごし、昼過ぎから酒を飲み始め、夜中まで映画を観るという生活を繰り返しておりました。

 

さて、お正月気分も完全には抜けきりませんが、2020年1発目のブラ旅更新!秋田県です!

 

★ブラ旅47とはーーー・・・

大和グラビヤのブランディング企画室が日本全国47都道府県の旅に出る企画、
略して「ブラ旅47」!

全国各地の食べ物やお土産や工芸品・・・それらに関わっている人たちとの出会いや、
その体験で感じたことや得たものを旅の記録として綴っています。

 

 

今回訪れたのは、横手市にあるHostel&Bar CAMOSIBA(ホステルアンドバー カモシバ)さん!

ここは単なる宿泊施設ではなく、なんと“発酵バル”も楽しめるゲストハウスです。

 

横手市では、昔から発酵や醸造業が盛んです。

CAMOSIBAのオーナーである阿部さんのご実家は、横手市で100年以上続く麹屋さん。

 

今回は実際に宿泊し、夜はバルでお食事をいただきました!

 

 

1.CAMOSIBAに泊まる

 

CAMOSIBAは、クラウドファンディングで集めた資金を活用し、

多くの仲間や支援者の方々と共に作業をし、2017年にオープンしたゲストハウスです。

 

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元々お茶屋さんの蔵だった建物を改築し、蔵の部分が発酵バル、その奥に繋がる母屋だった部分がゲストハウスになっているそう。

外観が素敵!

まずはチェックインを済ませてお部屋へ。

 

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(ゲストハウス入口。店名の周りには、よく見ると開業に関わった方々のお名前が。)

 

今回私が予約したのは、ドミトリータイプの2段ベッドのお部屋。

畳のお部屋で、ベッドはそれぞれカーテンで仕切られています。

 

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(お部屋の天井には、「Hostel&Bar CAMOSIBA」の文字とオシャレで可愛いイラストが。)

 

また、宿泊者が自由に使える共有キッチンもあります。

冷蔵庫には「free味噌」が入っていて、さすがゲストハウス&“発酵バル”です。

 

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2.CAMOSIBAの発酵バルで飲む

 

さて、お腹も空いてきたところで、さっそくバルの方へ…

 

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蔵の雰囲気を残した情緒あふれる店内は、遊び心も感じられて素敵です。

メニューはやっぱり発酵食が豊富!

これは…日本酒に絶対に合う最高のおつまみです。

 

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(メニューの一部。お酒を楽しむ方にはたまらない品ばかり!)

 

まずは人気の「日替わりのみすけプレート」をいただきました。

 

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こういう、ちょっとずつ色んな種類を楽しめるのっていいですよね…!

お漬物も、クリームチーズも、全種美味しくて感動しました。

 

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「甘糀チキンのトマト煮」や、「みょうが味噌の焼きおにぎり」「半熟卵のたまり漬け」もいただきました~!

名前でもう美味しいって分かってましたけど、やっぱりめちゃくちゃ美味しかったです。

チキンは、麹漬けなので柔らかくて旨味が凝縮されていて最高。

焼きおにぎりも締めにぴったり。半熟卵も美味しい。これだけで飲めます。

 

 

3.CAMOSIBAのはじまり

 

発酵バルでお食事をいただきながら、色々なお話を伺いました。

オーナーの阿部さんは、大学生の時に休学し、30か国以上を旅したことで様々な価値観に触れてきたとのこと。

 

「ゲストハウスやホステルに泊まることが多かったんですが、帰国時、東京や京都の他、意外と地方にもゲストハウスが出来始めていた時だった。でも秋田にはまだなくて、いつかやりたいな、と思っていました。」

 

当初は、東京で就職し、30歳くらいで帰ってくる予定でしたが、なかなか就職活動が上手くいかなかったそう。

その時恩師に言われた「いつか帰ってやるんだったら、もう帰ってやれば?」という言葉でUターンを決意。

 

「ほう。その手があったか!と。(笑)もう、そりゃいい!となってすぐ帰りました。」と、凄まじい行動力!

 

そして実家が麹屋という生い立ちと、国外で得た経験を生かして、秋田でゲストハウス&発酵バルの開業を目指し、今に至ります。

 

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(オーナーの阿部さん(左)。とっても明るくて楽しい方です。)

 

「CAMOSIBA」の由来は、「醸す場」→「醸し場」で「CAMOSIBA」。

発酵のまち・横手で、食べ物だけでなく人が人と出会って発酵していくような、そんな場にしたいという思いが込められているそうです。

 

「地元の人にとっては外の世界を観る一つの気づきになったり、旅人にとっては秋田をより知ってもらえたりするような場所になれば」とのこと。

 

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(お茶屋さんの蔵を改装したCAMOSIBAの発酵バル。椅子にはその名残が!)

 

また、地元の活動にも積極的です。

雪が深くて冬が長い横手では、保存食が発展していますが、いぶりがっこもその一つ。

いぶりがっこ発祥の地、横手市の山内地域では、いぶりがっこを競う「いぶりんピック」なるものが行われてます。

ちなみに昨年が13回目。

実は、阿部さんは審査員として選ばれ、20種類くらいあるいぶりがっこを味わい、審査したことがあるそうです。

 

「朝からいぶりがっこを何十種類も食べる…苦行かと思いました。(笑)」

と笑いながらも、

「とても良い経験でした。勉強になるなぁって。」と、話してくれました。

 

また、台北にある大同大学と横手市とは連携協定があり、横手市代表として台北に行くことも。

反対に、台北からインターンの学生を受け入れたり。

 

秋田の魅力を広めるべく、奔走しています。

 

 

4.CAMOSIBAのこれから

 

突然ですが、「紅の夢」というリンゴ、知っていますか?

私はこの日初めて出会ったのですが、まず皮が「赤い」というか「紅い」。

 

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偽物かと思うくらい紅いです!

しかもこのリンゴ、「果肉まで赤い」のです。

 

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生食でももちろん美味しいですが、酸味が効いているので加工に適しているそう。

 

実は阿部さんの今後の目標は、リンゴを使ったお酒、ハードサイダーを造ること!

この紅の夢が材料の一つです。

そのために、年明け早々、なんとアメリカのポートランドへ約1か月間、本場のサイダー造りを学びに行くそう。

 

この「紅の夢」と、黄色いリンゴ「あまみつき」を使った「生絞りりんごジュース」もいただきました。

 

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写真だと伝わりづらいのですが、作っていただいている最中「こんな赤くて大丈夫?え?」と戸惑うくらい、色が濃かったです。

味もすっごく美味しい!最初とても甘いのですが、後から酸味が来てサッパリいただけます。

 

 

ハードサイダー、楽しみ!

人が人と出会って醸す場所から、今度は本当にお酒を「醸す」場所になっていくようです。

 

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クラウドファンディングで資金を集め、仲間の方々の手を借りてほとんどDIYで改築し、オープンさせたゲストハウス。

阿部さんの行動力と素敵なセンスによって生み出された空間です。

そして今度は新たな挑戦のためにアメリカへ。

今からとっても楽しみです。

 

 

5.旅を終えて

 

今回は実際に宿泊してバルで食事をいただき、たっぷりとCAMOSIBAを堪能しました。

本当に食事が美味しかったので、バルだけの利用もおすすめです。

また、オーナーの阿部さんのお話を聞いていると、とにかく美味しいものを食べること・飲むことが好きなんだなぁと感じます。

美味しいもの好きの人が作る料理はやっぱり美味しいです。

 

Hostel&Bar CAMOSIBAは、美味しいお酒や発酵食品と一緒に、うま味のある人間関係も楽しめる場所でした。

ぜひとも一度行ってみてほしいです。

 

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————————―取材協力——————————

Hostel&Bar CAMOSIBA

〒019-0525

秋田県横手市十文字町曙町7-3

TEL   0182-23-5336

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次回は、山形県!!

古典的な伝統産業なのに新しい、素敵なコンセプトショップに行ってまいりました!

次回1月24日(金)更新予定です。お楽しみに!