社員ブログ   ブラ旅47

こんにちは。

この前家に蚊が3匹いました…おかしい!窓を開けたらすぐ閉めているのに…!

夏がやってきたぞ〜ということなのでしょうかね。

 

ということで、今週もブラ旅番外編はじまります♪

 

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★ブラ旅47とは…

大和グラビヤのブランディング企画室が日本全国47都道府県の旅に出る企画、

略して「ブラ旅47」!

全国各地の食べ物やお土産や工芸品・・・それらを作っている人たちとの出会いや、

その体験で感じたことや得たものを旅の記録として綴っています。

★ブラ旅47番外編とは…3つのポイント!

①新型コロナウイルスの影響で、ブラ旅を一旦休止します。(2020年7月末までの予定)

②休止の間、「ブラ旅47番外編」として、大和グラビヤの歴史を紐解く企画を実施します。

③こんな状況だからこそ、出来る範囲で目いっぱい楽しいことをします!

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1974年にタンデムラミネート機(プラスチック樹脂を熱で溶かしてフィルム状にしたものを、

ベースとなるフィルムに貼り合わせる工程で使用される機械の一つ)を導入した大和グラビヤ。

フィルムの機能が向上したことにより、味噌、漬物、こんにゃくなど、菓子以外の包装も可能となりました。

 

様々な内容物を包めるようになり開発されるパッケージも多様化する中、

大和グラビヤを語る上で欠かせないのが「化粧品」の存在です。

大和グラビヤは現在食品以外にもシャンプーをはじめ、コンディショナー、

ボディーソープなどの化粧品パウチを数多く扱っています。

 

食品から非食品のパッケージへ。

大和グラビヤが化粧品業界へ進出したきっかけは何だったのでしょうか?

歴史を辿ったところ、「詰め替え」というキーワードが深く関係していました。

 

 

1、環境と向き合い始めた時代

 

1980年代後半から90年代頃、プラスチックゴミの増加がきっかけで

「減量化」「減容化」と叫ばれていた時代でした。

1990年にペットボトルやトレー、各種プラスチックの

分別回収やリサイクルのためのガイドラインが出され、

1995年には「容器包装リサイクル法」が公布。

容器包装材のリサイクルが本格的に行われるようになるなど、

世の中がプラスチックにおける環境対策を考え始めていました。

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同じ頃、家庭用製品会社から国内初の詰め替えパウチが発売されたのをきっかけに

各社から次々と詰め替えパウチが開発されました。

ボトルを捨てていた当時では、パウチを切ってボトルに詰め替えるという発想は斬新だったようです。

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2、カートリッジパック(CP)の誕生

 

そんな中、現会長である当時の社長より

「詰め替えパウチを注ぐ以外の違うモノに変えたい」との声が。

技術部署による注ぐ以外の新たな詰め替えパウチの開発が始まりました。

 

 

 

同じやり方では大手に勝てない。他社とは違う詰め替えパウチとは…。

何気なくパウチを手に取り眺め、ひっくり返した瞬間…

 

 

 

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「ひらめいた!!」

 

 

それはパウチの底材にノズルを刺し、ポンプで内容物を吸い上げるというアイデアでした。

 

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ゴミの減量化はもちろん、詰め替えの手間が掛からず手も汚れない。

これが後に大和グラビヤの顔となる開発製品「カートリッジパック(以下CP)」となるのでした。

 

ちなみに初代CPがこちら。

 

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何気ない瞬間から形となったCP。アイデアから形になるまで1〜2年のスピードでしたが、

お客様にご理解頂くことの方が大変だったようです。

1993年遂に販売されましたが、世の中はパウチを切り取りボトルに詰め替える方法が主流の時代。

パウチを逆さまにして使用するといった方法をなかなか受け入れてくれるお客様はいませんでした。

 

 

3、受賞から化粧品業界へ

 

そんな苦しい状況の中、CPの追い風となってくれる出来事が。

 

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1994年に日本パッケージングコンテストで適正包装賞を受賞。

手を汚すこともなく取り替えが簡単であり、ゴミの減量化にも

つながるとして高評価を頂きました!

 

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2年後の1996年にはアメリカで歴史あるデュポン賞(アメリカの大手化学メーカーであるデュポン社が、

プラスチックを用いた先進的なパッケージ製品の開発や用途の改善、製造技術の開発などを表彰する賞)

を受賞。国内だけでなく海外にも認められました!

 

これらの受賞と地道な営業活動が身を結び、ついにお客様からの採用が!

そのお客様第一号が、ヘアケア商品を開発している企業様でした。

こうしてCPが誕生したことをきっかけに、ご縁があり化粧品業界へと進出していくのでした。

 

月日を経て、改良を重ねた現在のCPがこちらです。

 

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CPはゴミの減量化や詰め替えに手間が掛からない他、パウチ内への水の侵入を防いだり

中身を約99%まで使い切ることが可能だったりと多くの特徴を持っています。

詳細は是非HP「イロイロあった開発製品CP」もご覧になってくださいね!

 

 

4、おわりに

 

食品から化粧品まで取り扱いの幅を広げた大和グラビヤ。

詰め替えパウチの開発がきっかけとなり、CPが化粧品会社様とのご縁を引き寄せたのでした。

そんなCPの凄いところを改めてご紹介します♪

次回の更新は7/17(金)予定です。お楽しみに!